子供とのお出かけ、旅行や帰省って楽しいですよね。ただ、必ずついて回るのが車内や機内、店内での待ち時間。あまりに退屈だとグズり出したり、騒ぎ出したり…親も疲れてしまいます。
この記事では、待ち時間に子供が「暇~!」とならずに、家族が笑顔で楽しくお出かけできるアイテムや遊び方をお伝えします。
長距離移動や外食をよくする我が家のおすすめを紹介します。
3歳からのおでかけおもちゃ
シールブック

定番のシール遊び。新しい一冊を渡すと一人でも機嫌良く遊んでくれますよね。
ダイソーはディズニーも豊富、セリアでも楽しく遊べるものが売られています。
学研やくもん出版から販売されているシールワークは、巧緻性に加え、思考力を伸ばす作りになっています。A5サイズが嬉しい。


チェンリング

こちらも100円ショップで調達できます。(ミニポーチもセリアのものです。)
落とすと探すのが厄介なので移動中には向きませんが、レストランなどの待ち時間で活躍。
指先の巧緻性、数遊び、数量感、長さ比べ(順序)にも繋げられます。
スイスイおえかき(水塗り絵)


ペンに水を入れると色が塗れる、水塗り絵です。
水なので汚れない上に、乾くと色が消え、何度も使えるのでかなり重宝しました。
殴り書き、お絵描き、塗り絵…と自由に遊べるので子供も集中してくれます。


粘土

100円ショップのこむぎ粘土です。これが個包装になっていてすぐれもの。
レストランで大人しく静かに遊んでくれるので、かばんに3個程忍ばせていきます。
小さなチャック袋があれば保存できます。巧緻性や固有覚の発達にもおすすめ。
ブロック

家にあるブロックをジップロックに入れて持ち歩いておくと出先で遊べます。
私は紐通しもでき、失くしても惜しくないジスターブロックを持ち歩いています。
紐が2本あると、模倣の紐通しや、記憶の紐通しもできます。


迷路

迷路も子供の喜ぶアイテムです。
100円ショップにも売られているので助かりますね。
絵本タイプのものは書き込まずに指で辿って何度も遊べるので、5歳になっても重宝しています。


点繋ぎ

点繋ぎは楽しい遊びでありながら、目と手の協応、運筆力・固有覚の発達を促してくれます。
写真左、永岡書店のおけいこノートは白黒。前半は矢印なので数字も文字も必要ありません。20までの数。写真右の七田式は30まで登場します。両方とも後半は50音。
私が使ってみた4種類の中で3歳さんに一番おすすめなのは学研のてんつなぎ。ポップでとっつきやすいので楽しめました。


※幼児が好きそうなポケモン点繋ぎも販売されていますが、小学生向きなので注意。
スマホ型おもちゃ
スマホ型おもちゃは色んな種類が販売されていますが、我が家が使っているのはコレ。
色んな遊びができるのですが、住所を言う練習や、数字記憶ゲームなど、知育要素もあるので嬉しい。まねっこや音遊び等、純粋に楽しめる要素も盛りだくさん。
4歳からのおでかけおもちゃ
今まで紹介したおもちゃに加え、もう少しできる事も増えてくる頃合いですね。また、4歳頃になると、落とさないように工夫したり、気を付けて遊んでくれるようにもなります。
折り紙


折り紙も年少さん辺りから、上手に折れる子が増えて来ます。
手指の巧緻性に良い事はもちろん、図形の理解にも繋がるのでおすすめ。
小学校受験を目指す方は、レパートリーをいくつか持っておきたいですね。
おもしろ消しゴム

娘はおもしろ消しゴムで本当によく一人遊びをしてくれます。飛行機でも大活躍。
パズルのように分解して元に戻したり、ごっこ遊びをしたりと、手先を使って大人しく遊んでいる間に、食後のお茶もゆっくり飲めます。
すごく種類が豊富!


ぬりえ

ぬりえも年少さん辺りから上達し始めます。写真は全て100円ショップのぬりえ。ミッフィー(セリアで購入)はクレヨンでもぬりやすいです。
折れても平気なクレヨンやクーピーがおすすめ。ただ、お出掛け時には小さな色鉛筆に軍配が上がります。(うすだいだいもあるので、プリンセスの肌が捗ります。)
100均の色鉛筆はおすすめしません。本当にすぐ折れるし、発色も良くありませんでした。


自由帳




定番ですね!年少さんくらいからは、お絵描きも進化します。
切り離せるタイプの自由帳があると、兄弟やお友達とも仲良く描く事ができます。100円ショップでも販売されていますね。
スケッチブックはさすがに書き味が良く、描いていて楽しいのか、娘は喜びます。
カードゲーム
イロピッタン!

ダイソー100均で見つけた、やさしいメモリーゲームです。
カード数もほどほどで場所を取らず、所要時間もちょうど良いのが嬉しい。そして、失っても惜しくないお値段。
待ち時間に楽しく遊んで記憶力UPがはかれます。
ぼくちく!

こちらもダイソーのゲーム。瞬発力が鍛えられる遊びです。
「カードを同時にめくり、表示されている動物のミニチュアを取る」という単純なルールです。同じカードが出るとスピード勝負になるので白熱。
小学校受験では「はじめ!」の合図でクレパスをさっと取る力が必要です。瞬発力は学習面全般で役に立つので鍛えておいて損はありません。
5歳からのおでかけおもちゃ
これまで紹介した遊びは、5歳さんでも楽しめる遊びです。しかし、もっとハイレベルな遊びにも挑戦できるようになるので、おすすめのグッズをピックアップしました。
テトロミノ(図形パズル)




これがシンプルなんですが、ずっと遊んでいられます。大人も本気になっちゃいますよ…笑
小学校入試の図形分割の具体物としても大活躍!
種類によって難易度が変わります。まずはオレンジがおすすめ。手のひらサイズでかさばらないのも嬉しい。
LaQ(ラキュー)ブロック




LaQ(ラキュー)ブロックには、600円程度の小箱があります。
退屈しのぎにピッタリな量です。
巧緻性の他、空間認知や、集中力・論理的・数学的思考を育ててくれるので積極的に遊ばせてあげたいですね。
豆掴みゲーム

5歳頃になると、お箸の持ち方や、生活巧緻性の気になる年齢ですよね。
食卓では食事や会話を楽しむ事に専念し、練習は避けましょう。
100円ショップの豆掴みゲームは親子で楽しみながら上達できます。ポーチに入れて持参すると待ち時間に「これやる~!」と喜んで遊びます。
全年齢楽しめるお出かけ中の遊び
まちがいさがし


間違い探し本は飛行機や新幹線の中で大活躍します。脳トレにも良いですね。
我が家の使っている「アナと雪の女王まちがいさがし」は小さめの冊子なので持ち歩きも苦になりません。
さがすえほん


この手の絵本は、「見る力」「違いを判断する力」や「集中力」が養われる上に、場持ちするので便利です。
小さな持ち運びシリーズも沢山発行されているので一冊は持っておきたいですね。
アンパンマンシリーズは、キャラクターを探す以外に、細かい落とし物を探す遊びも載っているので、5歳になっても活躍しています。
おでかけ中に楽しめる100のあそび


ワンパッケージに色々な遊びが詰められたカード集です。ホワイトボード用のペンで、描いたり消したり、何度も遊べます。
間違い探し、迷路や点つなぎ、文字探しなど、子供の好きなものが集めてあります。
気に入ったカードだけ持ち出せば、かさばることもないですね!
トイカメラ
カメラを渡す事で、好奇心を働かせ、気に入ったものは集中して撮る事で感性を伸ばす事ができます。
「これ面白いからママに見せてあげようと思って撮ったの」と言う娘の写真を見ると、子供目線でどこに惹かれたのかがよく分かります。
我が家はゲーム機能や、フレームで遊べるものを頂き重宝していますが、シンプルなカメラ機能だけのものもあります。
やりとりゲーム
親指ゲーム
グーの手を二つ繋げて、「いっせーのせ!」で数字を言うと同時に親指を0~2本出すゲームです。
家族3人であれば、「いっせーのせ5!」など、最大6までの数を言い、その通りになれば手を片方引っ込めます。両手がなくなれば上がり!
このゲームはパッと見て数がいくつであるかを判断する力が養われます。足し算の基礎にもなりますね。幼児期に数遊びは沢山しておきたいですね。
割り箸ゲーム
人指し指を1本ずつ出し、攻撃したら加算され、5以上になると死んでしまう…生き残ったら勝ち!というゲームです。
こちらも足し算の基礎が養われますね。「自分の指が3、相手は2に攻撃されたら合わせていくつ?」という計算が必要になります。楽しんで数遊びができるのは理想!
口頭でできるゲーム
- しりとり
- 仲間集め
- ヒントゲーム
- 打数かぞえ
この辺りは、移動中いつでもできるゲームです。長距離移動に関わらず、登園中やお散歩中いつでもやりたい遊びですね。
お出かけポーチを作ろう
今回紹介したおもちゃや絵本を、お出かけポーチにまとめておくと、とっても便利です。
長距離移動の予定が決まった〜。
— えっこっこ@幼児教室 (@Hanana_edu) November 22, 2022
お出かけ用おもちゃ更新。
・折り紙
・迷路
・豆掴み
・チェンリング
・点つなぎ
・塗り絵
・ポンキー
・スケッチブック
・テトロミノ
・100均の粘土
・間違いさがし
・面白消しゴム
・カードゲーム
おむつポーチ→今やおもちゃポーチです笑
皆何持ってってる?? pic.twitter.com/C79foPL4Z2
私はオムツポーチを使ってるよ~
会話を楽しんだり、景色を見たり、自分で楽しく過ごす工夫をしてくれるのが理想ですが、長距離移動でグズらせない、騒がせないように先手を打っておきたいですね。
待ち時間は知育チャンスにもなるね!
楽しいお出かけになりますように!
ひとり遊びのおすすめおもちゃについても書いています⇒ひとり遊びしない子への働きかけとおもちゃの選び方
