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【小学校受験対応】季節の行事・花・生き物・食べ物【6月編】

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子供の季節感を育むことは「生きる力」「豊かな心」「学びの土台」など、人格形成や学習面の双方に良い影響を与えます。

この記事では、子供と6月に楽しめる行事やイベント、体験についてまとめました。受験対策にはもちろん、情操教育を頑張りたいご家庭の参考になれば嬉しいです。

ちぇっこ

幼稚園の後の遊びや、家族でのお出掛け先の参考にしてね!

季節感を大事に育てるとどのような影響があるのか、なぜ小学校受験で問われのるか、詳しく書いた記事はこちら↓

【小学校受験】季節の覚え方13選!なぜ季節が問われるの?子供の季節感を育むメリット小学校受験の季節問題の覚え方13選!覚える方法を詳しく丁寧に書いています。幼児期に季節感を育むメリットや、小学校入試で問われる理由についても解説しています。...

【小学校受験】季節問題の対策

よく出題されるもの

  • 梅雨
  • あじさい
  • 父の日
  • 田植え

6月の季節は「夏」です。この4つは「6月・夏」と覚えておきたいですね。ただ、田植えは地域によるバラつきもあり、春とされている問題集もあります。

どちらとも捉えられるような問題は、入試では出題されません。

季節の絵を、順番に並べるような問題では対応できるようにしておきましょう。

持っておきたい季節感

  • 「梅雨」は雨が多い
  • 「夏至」は一年で一番昼が長い

梅雨は、雨の日が多く、蒸し暑い…でも梅雨のおかげでお米が実るし、お水にも困らない、そんなイメージを子供と共有しましょう。

夏至は一年で最もが長い日です。「クリスマスの頃は、6時には暗かったのに、今はこんなに明るいね!」と、変化の面白さに気付かせてあげましょう。

【小学校受験】季節感を育む体験(6月)

季節感を育む、知識を身に付けるには、親子で楽しむ事が一番です。

ここからは、行事・花・生き物・食べ物について、定番を中心に、季節感を身に付ける体験や、対話について紹介します。

小学校入試のペーパーテストであまり出題されないものの、楽しめるものは(括弧書き)で挙げています。

えっこ

ペーパーで出なくても、口頭試問で「夏のものをなるべく沢山言って下さい」と尋ねられた時に、知っている事が多いと有利です。

季節の行事・イベント

田植え

田植えは頻出ですが、都市化が進んで田圃が周りに無いと、知らずに過ごしますよね。

バケツ稲栽培や田植え・稲刈りを体験すると、一番身近なごはんがどうやって出来ているのか、目の当たりにする事が出来ます。

田植えは5月に行われる地域もありますが、稲作には雨が必要である事と、梅雨は関連性が高いです。

JAではバケツ稲のキットを配布してくれています。個人での申し込みも可能ですよ。
JAグループHP:お米づくりに挑戦(やってみよう!バケツ稲づくり)

父の日

父の日は6月の第3日曜日です。家族の絆を深める為に、とっても良いイベントなので、大切にしたいですね。

行動観察(特にグループ製作)で気になるのが、発言が出来ない子供達です。自分の考えを持って、発言する為にも、「自分の考えを言ってみたら認められた!」という成功体験を持たせてあげたいです。

えっこ

その機会を作るのに「父の日」はピッタリ。

「父の日」プランを子供に考えて貰いましょう。

  • プレゼントは渡すか
  • 何を渡すか
  • どうやって用意するか
  • いつ準備するか
  • 当日はどう過ごすか

お母さんは出来る限り、子供のアイデアを尊重してあげましょう。自分の考えた事で、「家族が喜んでくれた」という経験は、ずっと心に残りそうですね。

季節の花

  • あじさい
  • ユリ
  • ダリア
  • (ラベンダー)

全ての花の中でも、「あじさい・6月・梅雨」は定着させておきたいですね。
あじさいは、公園や街角でもよく咲いています。色の違いや、葉っぱの大きさなど、よく観察しておきましょう。

ユリも6月頃から咲き始めます。「ユリは夏」知らない子も多いです。我が家は植物園で咲いているのを見に行きました。住宅街の植木鉢に咲いていることもあるので探してみてね。

季節の生き物

  • カエル
  • カタツムリ
  • ほたる
  • (ザリガニ)
  • (おたまじゃくし)

カエル・カタツムリ

カエルやカタツムリは、春~秋にかけて見ることができるため、「季節はいつ?」という直接的な問われ方はしませんが、お話の記憶や、絵画の題材として登場する事があります。

暖かい時期や雨が好きな生き物として、「カタツムリがアジサイの葉っぱの上に乗ってるね」「梅雨は田んぼのカエルも喜んでるね」と関連づけてあげましょう

えっこ

カエルは冬眠する生き物としても問われます。生き物の不思議を子供と共感しましょう。(因みにカタツムリも冬眠するよ。)

カタツムリの飼育体験もおすすめ。殻を背負ってる事や、食べたものによってウンチの色が変わる事など、生き物って面白いなぁと思える要素が沢山あります。

ほたる

ほたるも登場する事があります。

あの幻想的な姿は子供にも見せて一緒に感動したいですよね。好奇心の刺激にもなります。

ザリガニ

春になると池に現れ、釣る事が出来るので、夏の生き物というわけではありません。ただ、カエルと同様、水田にも生息する生き物です。

6月にも、捕まえることができます。

筑波大学付属小学校では、ザリガニを素手で捕まえる試験が出て話題になりました。(2005年)

オタマジャクシ

入試問題でオタマジャクシが出て来たら「春」と答えましょう。カエルが冬眠から目覚め、卵を産み、最初に生まれて来るのが春だからです。

しかし…夏になってもまだ泳いでいます。「最初に産まれるのは春だけど、また生まれて来たんだね。」とひと声添えて、観察しましょう。

えっこ

オタマジャクシの飼育も面白くておすすめです。私も田植えで捕まえてきたのを飼ってました。

季節の食べ物

  • さくらんぼ
  • びわ
  • (梅)
  • (ブルーベリー)

6月は、さくらんぼ狩り、びわ狩り、梅狩り、ブルーベリー狩り、それぞれ体験できる農園があります。楽しい思い出として、心に残った事は、時期も自然と覚える事が多いです。

「梅が咲くのは冬」と覚える梅ですが、夏に梅園へ行くと大きな実をつけています。とってもいい香りがしますよ。梅シロップ作りも親子で楽しめますね。

季節の遊びと過ごし方(6月)

遊び

  • てるてるぼうず作り
  • おりがみであじさい作り
  • お父さんへのプレゼント作り
  • 季節のお絵描き
  • 雨の中の散歩
  • お部屋で体幹遊び

お父さんへのお手紙を書いたり、プレゼントを用意するのも良いですね。

毎月の事ですが、季節の工作をしたり、お絵描きをする事も、雨の日が多いと捗りそうです。

外で思いっきり運動できる機会がどうしても減ってしまうので、おうちで身体が動かせる遊びをしたいですね。

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過ごし方

梅雨の印象を心に残すために、てるてる坊主を吊るして、「明日はお天気にならないかなぁ?」等の会話を持ちましょう。

この時期ならではの遊び…雨の日に濡れてもOKな恰好で思い切って散歩に行き、大好きな水たまりで思い切って遊ぶのも良いですね。

また、雨具の扱いを練習しやすい時期でもあります。秋は台風が多いため、入試当日が雨となる可能性もあり得ます。自分の事は自分で出来るようにしておきましょう。

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この辺りの雨具は、入学してからも使えます。今から揃えておいても良いですね。

6月に種が撒けるもの

  • アサガオ
  • ヒマワリ
  • コスモス
  • 枝豆
  • オクラ
  • トウモロコシ
  • きゅうり
  • サツマイモ(根付) 

こちらは、6月に種まきをする植物です。コスモスやサツマイモは秋ですが、その他は、夏のものとして頻出するものばかりです。

6月に種を撒けば、入試までに成長過程を見られます。何より自分で育てた花が咲いたり、実がなったりするのは楽しいものです。

季節感を育む絵本(6月)

こちらは4~5歳向けの絵本です。6月は雨に因んだお話や、かえるやかたつむり関連の物語がおすすめ。

6月に準備しておきたい事

7月・8月の体験予約や、夏休みの予定をそろそろ考えたいですね。特に受験生は最後の夏。

説明会や模試、関西では8月から面接開始、と忙しくなるので、計画的に動く事が必要です。限られた休みに、家族で楽しく、充実した過ごし方ができるよう、リサーチも始めたいところです。

  • 海水浴
  • プール
  • とうもろこし狩り
  • 桃狩り
  • スイカ割り
  • 虫とり
  • 旅行計画
  • 手持ち花火のできる場所
  • 打ち上げ花火
  • キャンプ体験

この辺りが、情報を公開し始める時期かと思います。

「気が付いたら受付終わってた~!!」となると悲しいですが、6月ならゆとりを持って予約する事ができるはず。

あと、意外と困ったのが、スイカ割に使う「棒」。
私が偶然、河原で拾ったものを大切に保管しています…スイカ割りしたい方はご注意を(笑)

えっこ

幼児期、家族で楽しい思い出をたくさん作って下さいね!もちろん、全てを体験するのは難しいので、図鑑とスーパーで確認…もアリです。